いつもありがとうございます。

道の駅竜王かがみの里です。

梅雨に入ることを暦で「入梅」といいます。

梅が実る時期だからその名がついているんですね。

青梅の時期が終わり、ご注文分の梅干し用の梅をお渡しする時期になってきました。

梅仕事をする暦もあったりします。「梅子黄」うめのみきばむと読みます。

昔から「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」というくらい梅干しを食べれば健康を保てると言われてきました。古来より梅の実は、薬用・食用として広く利用されてきました。酸味が強いため、中国では塩とともに最古の調味料として使われました。「塩梅(あんばい)」とは、塩と梅による味付けがちょうどよい状態のことです。

写真は、1kg入の梅干し用の梅で、品種は南高梅。Sizeは3Lです。あと1日常温で置いておくと黄色くなります。

青梅の時期はそこまで香りがしないのですが、梅干し用の梅が出回る今は、とっても梅のフルーティーな良い香りがします。まるで梅のガムを噛んでるときのあの香りです。

ほんとにとても良い香りなので、この時期にお出かけされる時は、梅農園にぶらっと旅なんて、とても風情があります。香りは無料ですし(^o^)

 

店舗では、梅のお問い合わせが増えますが、今年の梅のご予約は終了いたしました。

直売所でもOPENと同時に、最後に少しだけ出荷される梅の元にお客様が小走りで向かわれます。

今年は竜王の梅が不作っだこともあり、例年のようにご注文を受けることができず申し訳ございませんでした。

また、梅農家さんが漬け込んだ梅干しが出荷されるようになりましたらご連絡します。

 

梅は「見てよし 匂いよし 食べてよし」。今も昔も、五感すべてで豊かに味わえる、すばらしい植物ですね。